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役員ブログ - 中小企業のノウハウ継承 十分?? ITで補う!!

中小企業のノウハウ継承 十分?? ITで補う!!

カテゴリ : 
会長ブログ
執筆 : 
nakamura 2017-7-17 9:33
福岡ITコーディネータ推進協議会 会長ブログの中村光善です。

宮里藍プロ、全米女子オープン、41Tで終了、良い思い出となったのでは。
興南高校、沖縄県を制す。夏の甲子園出場一番乗り。

さて、本題です。

6/20(火)に発表された総務省統計局の人口推計(2017年1月)確定値によ
ると、凄いことになっています。ビックリです!!

日本人人口は、約1億2501万人で昨年1年間で約32万人減った。
総人口は約1億2682万人で同じく約21万人減った。
と、言うことは居住している外国人が約11万人増えた?
15歳未満人口は約1574万人(構成比13%)で,約17万減少。
15〜64歳人口は約7639万人(構成比60%)で,約698万人減少。
65歳以上人口は約3470万人(構成比27%)で,約65万人増加。

社会は急速に縮み、老いている。
だが、その深刻さを、私たちはどれくらい強く自覚しているでしょうか。

65歳以上の人口は出生人数より圧倒的な増え方です。
都市に住む人は今まで「限界集落」を他人事のように感じていたかもしれませんが
もはや「限界国家」と呼ばれてもおかしくない状況がそう遠くない将来にやってき
そうです。

と、思って調べたらやはり出版されていました。「限界国家」に関する書籍。
「静かな大津波が日本へ向かっている。ドーンと人口が減る活力喪失の波は待った
なし、世界は固唾をのんでその行方を眺めている。」と指摘しています。

こんな状況下でモノづくり日本、特に中小企業のノウハウ継承、十分に行えている
のでしょうか。心配です。

中小企業庁が発表している資料を見ても55歳以上の高齢者割合は、大企業と中小
企業ともに近年上昇しており、資料は少し古いが2007年当時でも大企業で2.
5%であるのに対し、中小企業では14.5%と、中小企業の高齢者の活用が圧倒
的に多いのが見てとれる。
第一次ベビーブーム世代がそろそろ現役を離れようとしているが離れる人口の割合
が偏っているため中小企業への影響は深刻だと思う。

何しろ、退職者とともにノウハウがどんどん去っていく。
場合によっては事業の存続が・・・

解決策は見いだせるのか??

最近新聞やテレビ等のメディアで、「働き方改革」を盛んに取り上げています。
政府は働き方改革を成長戦略の要として推進しており、企業側でも人手不足の解消
や労働生産性の向上を図るため、労働環境の整備に注目している企業が多いからだ
と思います。

労働生産性の向上、ここにITを活用した解決策があり、我々ITCの活躍の場が
あるのではないでしょうか。

ところが驚くなかれ経済産業省の中小企業・小規模事業者におけるIT利活用意識
調査によると例えば、建設、サービス、卸売・小売業が「業務スピードの増大」を
影響としてあげており、宿泊・飲食サービス業は「販売機会・市場の拡大」と捉え
ている。
しかしながら運輸業や製造業はITの利活用は特段の影響を与えていないと認識し
ている。
とほっほっ。ITは経営の道具ではないのか???

製造業では特に以下の点が心配である。
・高齢の経営者になるほど、ITの導入に消極的な傾向を示している。
・ITを導入しないので製造系作業プロセスの見直し機会を逸している。
 あるいは必要性を感じながら人材不足、知識不足を理由に踏み切れていない。
・ノウハウやスキルを持つベテラン社員が次々と定年退職し、空洞化が発生。

解決策の一つとしてITや帳票へノウハウを移しておくことが考えられる。
移し方にもいろいろ考えられる。
・単純にノウハウやスキルを口述し、DB化する。
・作業プロセスの見直しと見える化。
・製造方法のチェックリストに埋め込む。
・各種帳票のフレームに記載漏れがないように項目として埋め込む。
・設計書、仕様書の判断基準(ノウハウ)を数値化として落とし込む。

この他にも膨大なアイデアが考えられるがそれらがITなり帳票なりへノウハウが
埋め込められると人は変わってもノウハウは自動的に引き継がれる。

事業を何代にも渡って継承するにはこんな努力を中小企業は必要としているのでは
と人口減少問題から思いを巡らせました。
 
それでは次回また。

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